楽しく旅行するために
石垣で撮った写真を毎日眺めて、
「80歳を過ぎて、石垣島に行くことになるとは
思ってもいなかった。また行きたいね~」と母。
そもそもきっかけは、
「お父さんは、
私をどこにも連れて行ってくれなかったのよ。」
と口癖のように言ってたから・・・。
それで無理な行程でない旅行には、
母も連れていく事にしました。
一回目は昨年11月の山形蔵王温泉。
そして
二回目は暖かい所が良いとのことで、
思い切って、石垣島にしました。
これが、最後になるかもしれないという気持ちで。。
結果、大変喜んでくれました。
特に、竹富島の水牛車観光は
一番気に入っていました。
母は身体は元気だけど、
足が少し弱く、手摺がないと階段を上がれないし
長い距離は歩けない。
楽しく旅行するためには、
気を付ける点がいくつかあります。
①現地では、レンタカーと車椅子を調達
手押し車はコンパクトなので持参しました。
これらは必須です。
車であれば、
目的地のできるだけ近くに母と車椅子を降ろす
ことができます。
ホテル、レストラン、高速船乗り場、展望台も
近くまで車を回して、歩く距離を少なくしました。
ANAインターコンチネンタルホテルは
車椅子を貸してくれるサービスがありました。
もちろんホテルの外でも利用可です。
ホテル内も食事・お風呂・庭園の散歩に使えたので
母も楽だったと思います。
②固い食べ物はダメ
食べ物は固いもの以外は何でも好きです。
ホテルの食事はビュッフェもあったので
私が食べやすそうなものをチョイスしました。
石垣料理もたいへん、美味しかったようです。
石垣島3日目~川平湾(再)とマエサトビーチ
石垣最終日の朝、「もう一度、川平湾を見たい!」と、
ミシュラン三ツ星の景勝地に向かいました。
何度見ても美しい景色です。
遠浅のサンゴ礁と
青のグラデーションが素晴らしいです。
点在する島々も海の美しさを引き立てます。
手押し車(シルバーカー)は、砂浜は苦手ですが、
84歳の母も絶景を堪能することができました。
次は、マエサトビーチの西
奥に見えるのは、ANAインターコンチネンタルホテル
西側は少し岩場になっています。
マエサトビーチ近くの国道390号沿いに
おしゃれなカフェが。
島野菜カフェ リハロウビーチ(Re:Hallow BEACH)
入口は裏手(海岸側)にあります
店内からも綺麗な海が見えます。
ランチタイムで、ドリンク&スープが飲み放題。
いろんな島野菜と生のサーモンが盛られて
オリジナルソースをかけたロミロミサラダごはん。
絶妙な味加減で最高に美味しかった。
島野菜と島ベーコンのゴルゴンゾーラフォンデュ
ガーリックシュリンププレート
これに冷製スープ・サラダ・もずくがセットに。
島野菜カフェと言うだけあって
たくさんの島野菜をいただきました。
最後に石垣空港から羽田へ
足の弱い母も、無事に帰ってくることができ
今回の旅行をたいへん喜んでいます。
最後まで、読んでいただき
どうもありがとうございました。
石垣島2日目~バンナ公園と石垣料理
ホテル9階の客室から綺麗な日の出が見えました。
ただ、雲ひとつない晴天とはいかないようです。
雨が降らないだけ、ありがたいと思わないとね。
石垣島2日目午後の昼食は、
八重山そばの店「来夏夜(くなつゆ)」。
閉店時間を過ぎていたけれど、
店の人のご厚意で入れてくれた。
かつお、昆布、豚骨でとったスープに
ちゃんぽんの様な麺。味はあっさりしていて美味しい。
ただ、ジューシー(沖縄風炊込みご飯)が
終わっていたのが残念。
次に、
バンナ公園の「エメラルドの海を見る展望台」へ。
緩やかなスロープで
赤瓦の見晴台までは車椅子でもラクに登れます。
ANAインターコンチネンタルホテルで貸してくれた
車椅子です。
階段を上ると展望台があり
赤瓦の先に名蔵湾と先枝半島。
「ゆらてぃく市場」と言う道の駅みたいなお店で、
海ぶどう、蜂蜜、カーサムーチーなどを買いました。
ゴーヤやパクチーもすごーく安かったですよ!
夕食は、
楽しみにしていたまぐろ専門店「ひとし」へ。
ここだけは、旅行前に予約しておきました。
駐車場は店の裏手にあります。
まずは、お通し。
牛肉かと思いきや、まぐろとニンニクの煮付け。
まぐろ寿司セットは
大トロ、中トロともに絶品。こちらもとろけるまぐろ。
温泉卵が入った
島豆腐と海ぶどうのサラダ
ジーマミ豆腐の揚げ出し
ピーナッツが残っていて濃厚なお豆腐。
その他、
・ミミガーときゅうりとゴマ和え
・ゴーヤちゃんぷる
・島豆腐とチキナー(からし菜)のちゃんぷる
などをいただきました。
評判通り美味しくて、お店の店員さんも親切で
予想以上にリーズナブルなお会計でした。
今日も足の弱い母でも、私自身も十分に
楽しむことができました。
石垣島2日目は竹富島へ
この水牛(雄8歳マブイ君)が引く車に乗りました。
20人近くの大人を乗せて運ぶ力持ちです。
途中、疲れたのでしょうか?
何度か立ち止まり休憩。
乗客から「がんばれ」とか「ゆっくりでいいよ」と
声がかかります。
水牛は頭が良くて、回るコースを覚えているし
狭い曲がり角も、
長い水牛車の内輪差を考えて曲がれるんです。
石垣の上には赤いブーゲンビリア。
水牛車観光の後は、レンタサイクルで島一周。
島中央の竹富観光センターから自転車で5分。
夕日の名所として知られる西桟橋へ
海岸に沿って南に自転車で5分。
遠浅の砂地が遠くまで続くコンドイ浜。
白いサンゴ礁と澄んだ海に南国の海を実感。
さらに南に5分。
星や太陽の形をした砂が見つかるカイジ浜。
別名「星砂の浜」
中心部に戻って、島内で最も高い「なごみの塔」
以前はここから島全体が見渡せていたらしい。
現在は老朽化のため、塔には登ることができず、
近くの店の屋上から撮影した赤瓦の民家。
島中央の竹島観光センター前
観光客を乗せたマイクロバスが手前に並びます。
今回の竹富島は半日でしたが、十分に楽しめました。
母もシルバーカーを水牛車に乗せて回りました。
サイクリングの間(1時間)は、
母には観光センターで待っていてもらった。
手押し車でも問題なく
船内も座席の先頭に車椅子専用の席が設けてあります。
竹富島到着後、島中心部の竹富観光センターへは
マイクロバスが運行しています。
オフシーズンの為か予約なしでもスムーズでした。
2日目午後も、石垣島観光が続きます。
石垣島(1日目)~川平湾
玉取崎展望台から、島で最も美しいとされる川平湾まで30分。
途中、「川平湾を望む駐車場」で写真を撮って川平湾に到着(16:45)
正面の切符売り場で券を購入して、グラスボート乗り場に向かう。
最終便に間に合った!
砂浜には透き通るような海が広がっているが、砂でシルバーカーがうまく動かない。
シルバーカーを置いて、20m程歩いて水際まで行き、
ボートを近づけてもらい乗船。
グラスボートから海中を見ると
サンゴやシャコ貝、クマノミなどの熱帯魚が見えました。
海から見る海岸の景色もとてもきれい。
川平公園
こちらは駐車場から展望台まで歩道が続いているので、
車椅子もベビーカーも問題なく行けます。
川平湾を見下ろせる絶景ビュースポットです。
白い砂にエメラルドグリーンのグラデーションが美しい。
雲も出てきたけれど、それでも澄んだ海と
サンゴ礁はとても綺麗でした。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で
最高ランクの三ツ星を獲得した川平湾だけあって、
美しい自然を堪能できました。
早い時間で、雲がなければ、
もっと感激度は高かったと思います。
当たり前かもしれませんが、
砂浜に出るには、車椅子や手押し車は
難しいですね。
石垣島(1日目)~玉取崎展望台
シルバーカーが機内持ち込みOKだったので、
空港内の移動は楽でした。
いよいよ、石垣島が見えてきた。ちょっと曇ってる。
予定通り14:40石垣空港に到着。
石垣空港に降りて最初に感じたのは ~暖かい!
2月なのに関東のゴールデンウィーク頃の気温かな?
得した気分(*^_^*)
空港出口前の横断歩道を渡ると、
いろんなレンタカー会社の人が待っていて、すぐ近くの事務所へ。
手続きも簡単に終わり、玉取崎展望台へ向かう。
玉取崎展望台(15:25~16:00)
駐車場前からの景色です。
横にトイレと自動販売機があり、ここから歩道が続いています。
最初の坂道が一番急です。登りは母一人で行けたけど、
帰りはシルバーカーが加速しないように補助が必要でした。
あとは緩やかな坂道です。(展望台側から撮影)
途中にたくさんのハイビスカスが咲いています。
展望台から(海に向かって左側)
展望台から(海に向かって中央)
展望台から(海に向かて右側)
玉取崎展望台は、赤や黄色のハイビスカスと緑に囲まれ、
サンゴ礁とエメラルドの海が見渡せる絶景スポットでした。
駐車場から展望台まで舗装されていますが、
最初の坂道が少し急です。
シルバーカーでは問題なかったけれど、
車椅子やベビーカーだと補助の人が大変かもしれない。
このあと川平湾へ~
石垣島~手押し車と車椅子の旅_準備
2泊3日で石垣島に行くことになりました。
母も愛用の手押し車(シルバーカー)を押して行きます。
疲れると歩けなくなるので、車椅子も現地で調達の予定。
●飛行機とホテルの予約
オフシーズンのため、リーズナブルなパックが見つかりました。
じゃらんパック
・ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(2泊)
・2連泊以上ディナー付(滞在中一回のみ)
・【禁煙】プレミアム タワーウィング
・レンタカー付き
・羽田→石垣 2月3日11:10→14:40
・石垣→羽田 2月5日15:30→18:05
79700円/人
●車椅子の手配については
ANAインターコンチネンタルに電話で聞いたら、
滞在中は、車椅子を貸してくれるとの事。
●羽田への交通手段
電車で行くと1時間余りだけど、
母の乗り換えを考えると車でないと無理。
今回は
タクシーで行くことにした。(定額12800円+高速代)