小田原 曽我梅林に行ってきました
曽我梅林に白梅の花が咲き始めるのが2月の上旬。
満開になる2月中旬にはすばらしい景色に囲まれ、
多くの人が訪れます。
2017年2月19日 快晴
手押し車の母とマイカーで、曽我梅林に向かう。
ちょうどピンクの枝垂れ(しだれ)梅が満開で
とても綺麗でした。
曽我梅林には、
約35,000本の白梅が植えられています。
食用梅の生産が目的のため、
広い梅林の殆どが白い花の白梅になっています。
とは言っても、白梅ばかりではありません。
観梅のルートに沿って、観賞用に
たくさんのピンクの枝垂れ梅が植えられています。
大きな枝垂れ梅が立ち並ぶ姿は圧巻です。
白梅と華やかなピンクの枝垂れ梅のコントラストも
素敵です。
地元名産品の売店や食堂、屋外ステージが集まる場所。
つきたての杵つき餅(3個入り200円)、
甘酒(200円)が美味しかった。
売店付近は、たくさんの人でしたが、
少し離れると、思いのほかゆったり見学できます。
舗装された観梅ルートも比較的なだらかで、
高齢の母も
手押し車で問題なく楽しむことができました。
駐車場は、有料(1日500円)と無料があります。
無料駐車場は、
地元の方が使われている農道を駐車場として
代用しているため、道幅も狭く、
写真のように縦列駐車となります。
車が多い時は、右側に駐車スペースを探す車が並び、
場所によっては、
手押し車やベビーカーが通るのが難しくなります。
富士見ポイント
到着した11時頃には雲が出てきたため
残念ながら富士山は見えませんでした。
富士山が見たければ晴れた日の朝がおすすめです。
(写真は梅まつり観光協会公式ホームページより)
曽我梅林の歴史
曽我別所梅まつり観光協会公式ホームページ
http://soganosato.com/index.htmlによると、
今から約600年以上も昔、
北条氏の時代に梅の実を兵糧にするため、
城下に多くの梅の木が植えられました。
それが江戸時代には、小田原藩主大久保氏により
梅の栽培が奨励され、城下以外にも急速に増えていきました。
さらに、小田原は箱根越えの宿場町であり
旅人にとって梅干しは、弁当の防腐、のどの渇きを癒す、
長旅の疲れをとるなどの理由で重宝されました。
その小田原の中で曽我梅林では、
約40年ほど前に地元農家が実行委員会を作り、
梅祭りを開催しているそうです。